流星群とマンオキ

meteor swarm(流星群)見に行きました。

「今夜meteor swarmを見に行こうと思うんだけど...」と言われて、
「video show?」
なんて聞き返してみる、アメリカ生活2年目の冬。
そう聞こえたんだ...しくしくしく...

で、結果からいうと、
全く何も見えませんでした。
雲に覆われた空を見上げること30分。
いや、まぁ、真っ暗な空を30分も見続けるなんてこと、きっとこの先ないと思うよ。
なんてブツブツ言いつつ、朝の6時に帰宅。

「あー、思うに、見えるはずの流星群が見えないということについては、二つの解釈が可能だと思うのですよ。」
と、友人。
一つ、天気が悪い。
二つ、今日は流星群の日じゃない。
僕らは間違った日に来てしまったんだね。うん、そうだ。きっとそうだ。
慰める言葉を持たない自分をふがいないと思いました。嘘です。

眠いし、流星見えないし、
やけになった友人達は、帰り道、なぜか「これまで盗んだ変なもの」という話題で盛り上がるのでした。
酔っぱらって魚市場に入り込んで、手づかみで魚を一匹盗んだとか。
ツリー盗んで持って帰る途中、職務質問されたとか。
チーズがスキでスキで、ついお店で一番高価なチーズを盗んでしまったとか(ゴルゴンゾーラだったらしい)。

そう言われたら私、盗んだこととかない気がするなぁ...
飛行機の、非常口を説明してあるパンフレットを集めるのが趣味なんですけど、
「持ち出し禁止」のものを持ち出すのも盗みに入るのでしょうか...

盗み=万引きといえば、
一時期、万置きがマイブーム(死語)だったことがあります。
ボアダムスの山塚アイが推奨していたものですが、というか、私が勝手に推奨されたものと理解していただけですけど、

お店のものを勝手に持って帰っちゃうのがマンビキであるとすれば、
自分のモノをお店に勝手において帰っちゃうのがマンオキ。
迷惑だよね、お店としては。場合によっちゃマンビキより迷惑かもしれない。
「あのガキ、売り場をウロウロしやがって、絶対何か盗もうとしていたに違いない。ぷんぷん。」
とか思いつつ、お菓子セクションをチェックしてみると、
筋肉マン消しゴムとかが、申し訳無さそうに、ちょこんと。
キノコの山に寄り添うように。
「くそ。こんなもん置いていきやがって...」
しかも、なんで筋肉マン消しゴムなのか、意図が見えないだけに気になって気になってしょうがない。よっぽど高価なものとか、稀少価値があるもの、思い入れがあるものでない限り、無くなったもののことがいつまでも気にかかるってことはないかもしれないけど、得体のしれないものがある日突然、あるはずのない所に出現するというのは、すごく気になると思う。

今でも時折、思い出したかのようにやってしまいます。マンオキ。
犯罪ですか?

posted by f at 2002/10/15 15:32
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