トルコにはポチという名の街があります

本買った。

MacDonogh, Giles. Berlin: A Portrait of Its History, Politics,
Architecture, and Society. St. Martin's Press. 1997.

Schnabel, Tom. Rhythm Planet: The Great World Music Makers.
Universe. 1998.

バーゲン品がさらに値下がりしていて、一冊$3〜4だったので。『ベルリン』は、前から気になっていて値下がりするのを待っていた所だったのでちょっと嬉しい。都市史ってスキ。『リズム惑星』は、なんとなく寝る前に読むのにいいかと思って。ブライアン・イーノが序文を書いてる。Sun Raのページがやっぱり何気に怪しい感じでステキ。

「母親も、父親も、友人すらもない。僕にあるのは音楽だけだ。残念なことに、僕は人を信じることができない。普通の人たちというのが苦手なのだ。というのも、彼/女らにとって人生における最大の欲求というのは、自己をあるいは他者を不具にし破壊することにあるように思えてしょうがないからだ」(p139:半分ぐらいは直訳)だって。

いつも新しい本を買う度に、ちゃんと本のリストを作ろうと思うのだけれど、買う時って20冊とかまとめて買っちゃうので、ついリストにまとめるのが面倒臭くなってしまう。

そういえば、最近買った本、もう一冊。
Downs, Tom and Edge, John E. Lonely Planet: New Orleans.
Lonely Planet Publication Pty Ltd. 2000 (2nd edition).

冬にニューオリンズに旅行するのです。レコ屋巡りするぞ。おー。

昔、インドを旅行した時に、せっかくだから何か記念になるものを持って帰ろうと思って、露天のお兄ちゃんからテープを一本買ったことがあります。どうせ海賊版というか不法コピーなのだろうけど、その中から割とジャケットのデザインのよいものを一本。帰ってからよくよく見てみると、Ravi Shankarでした。何気に、正統派インド音楽を選択していた私。内容は...それほどおもしろくなかったです。多分そんなに有名な作品ではなかったのだろう。

インドで音楽といえば、旅行中に立ち寄ったShimlaという街に、小さな洋風カフェがあったのですが、そこの息子が音楽ジャンキーで、朝から晩までギター片手にブルースやらグランジやらをプレイしてまして、もちろんBGMもニルヴァーナとかなんですが、いや、インドの片田舎の小さなコロニアルスタイルの街のカフェで、グランジを聴く男の子っていう図がなかなかいいな、なんて。きっと彼の中には漠然とした焦燥感や、行き場のない怒りや、社会なんてものに対する嫌悪や、でももしかしたら...なんていう憧れなんかが渦巻いているのだろうな、なんて。

私、結構そういう気持ちって大事だと思ってしまうほうなので。

posted by f at 2002/11/05 15:36
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