結婚とか子供とか

久しぶりに太陽を見た。

昨日はKとMが遊びに来たのでピザを作った(ステチーが)。
最近子供ができたKを囲んで、結婚とか家庭とか父親になることとかを巡ってボーイズトークが繰り広げられていた。男の子の結婚観みたいなものが見えておもしろかった。
KとLはもともと3月に結婚する予定で、結婚したらすぐに子供を作りたいということも言っていたので、今回「子供ができたんだよー」という話を聞いた時にも二人にとっては計画通りだったんだろうなぁ、と思っていた。でもK曰く「子供作るのってもうちょっと時間がかかるんじゃないかと思っていたんだよねー。周りにもなかなか子供ができないカップルとかいたし、僕たちだって、これまでも、まぁ、ちゃんと気をつけてはいたけど、ずっとできなかった訳だしさー。まさか一回でできるとは思っていなかったんだよ.....」らしい。ジューイッシュでありながらもあまり宗教的なことにはうるさくないKの両親も、結婚式前に子供ができたということを聞いた時にはちょっと顔が強張っていたらしい。

「うちの両親はLのことジューイッシュじゃなくてもかまわないって言いながらもやっぱり『Lは改宗する気はあるのかしら』とか言ってくるし、僕たちは結婚式の食事はベジタリアンにしたいんだけど両親はちゃんと肉も出したいとかいうし、お母さんは結婚式で息子と踊るのが夢だとかいうけど、その為のバンドとかはどうすればいいんだって感じだし、Lはもう疲れ果てていて結婚式のことなんて考えるのも嫌だとか言うし......」と、Kにしては珍しく弱音を吐きまくっていた。両親が望むような結婚式と自分達の想い出に残るような結婚式とのギャップに悩むカップルの姿というのは世界中どこにでもあるものなのだな、と思った。
「お母さんの希望を聞いてあげたい気持ちはあるんだよ。僕はお母さんの一番お気に入りの息子だってことは分かっているし、僕の結婚式っていうのが、それがどんなものであったとしても、彼女の人生のうちですごく大切で想い出深い一日になるっていうのは分かっているからさー。でも結婚式っていうのは僕とLにとっての特別な一日でもあって、その想い出っていうのは僕の両親が死んでからあともずっと僕たちの中に残るものなわけでしょう。そうするとやっぱり自分たちが理想とするような結婚式っていうのをすべきかなっていう風にも思うわけだけど......」
結局、自分達の為の結婚式と親の為の結婚式&披露宴は分けて考えないとダメだよね、という結論になったのだけれど、それじゃぁ、自分達の為の結婚式をどうするかっていう話になるとステチーもMも、それは二人きりで二人の想い出の場所とかで厳かに誓いをたてるんだ、とか2月29日に山の中で二人っきりで...とか、朝日を見ながらとか、月の光の下でとか、男のロマンティシズム爆発みたいなアドバイスばっかりするし、Kもそれを聞いて「それすごいいいアイデア!」とか言って盛り上がっているし、なんだかなーって感じだった。いや、まぁ、いいんだけど。

posted by f at 2004/01/18 2:22
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